ファイブイヤーズ・ディスティニー

新潟中越地震高松宮妃喜久子様ご逝去、スマトラ沖地震
数々の不幸に負けずに、都職員の黒田さん(39)ガンバレ! そして我らのサーヤ様をよろしく。



●●● 建設業許可の担当が年末から忙しくなる理由 ●●●
 
建設業ってのは、500万円以上(←例外アリ)の工事を施工するために、都道府県知事または国土交通大臣の許可が必要なんです。その許可は1度取ったらずっと有効なわけではなくて、車の免許みたいに、5年に1度更新を受けないといけません。
で、この5年ってのは、昔から5年だったわけではなくて、以前は3年だったものが5年に改正(規制緩和?)されたもので、この改正法は平成6年12月28日から施行されています。その結果何が起こるかというと…?
 
平成7年更新の建設業者をA組、平成8年更新の建設業者をB組、平成9年更新の建設業者をC組とします。
(これより前は、建設業の許可は3年に1度更新が必要でした)
平成6年の年末に改正法が施行されましたから、A組は本当なら平成10年に次の更新を迎えるはずが、平成12年に更新をすれば良いことになりました。同様に、B組は平成11年→平成13年、C組は平成12年→平成14年となりました。
すると、平成10年と平成11年に更新をした建設業者はいない、ということになります。
(この期間に500万円以上の工事を施工する許可を得た建設業者は、すべて新規の許可です)
これが建設業許可の「谷間の2年間」と呼ばれる(?)、事務量の大きな波を作ったのです。
 
谷間の2年間は、さらに5年を経過して、平成15年と平成16年にもやってきました。老舗の建設業者はすべてA組、B組、C組のどこかに入りますから、平成15年更新のD組、平成16年更新のE組は、5年前の新規参入業者ばかりです。A組、B組、C組と比べて、ごくわずかしかありません。
そして平成16年12月、再びA組の時代がやってきました。これから建設業許可の担当さんと行政書士さんは、大にぎわいとなることでしょう。
めでたしめでたし。
 
参考:建設業許可の更新のお知らせ(平成12年当時のもの)
http://www.pref.gunma.jp/h/01/h0100201.htm