マイリトル・スチューデント(#2)

ウチの小さな学生さんが、G大学生協の案内パンフをもらってきたようです。
面白そうなので、むりやり取り上げて読んでみました。
 
僕が学生の頃からあったかは知りませんが、いま生協食堂では“食事券”なるものを発行しています。保護者が仕送りの一部を生協に入れることで子供のために確実に栄養価の考えられた食事を確保することができるのです。
「すごいね〜、大学生でここまで面倒見てもらわなきゃならないかな〜?」
「いや、俺の友達にもたくさんいたぞ。食費を切りつめて本代とかに変えるヤツ」
「そういう意味じゃなくて。別に食べなくたって本人の勝手じゃん」
「そうもいかんだろう、普通は親の経済的保護の下にいるんだから」
「だって毎日学食でしょ。飽きちゃわない?」
「…たぶん飽きる」
 
コイツには流石に想像できまい。月初めに欲しい物リストをまとめて、仕送りからリストの合計を引いたわずかな金額で生活しようと試みる挑戦者たちの存在をな!