ピュアホワイト・クリスマス(#2)

(前回までのあらすじ)
今月の僕の給料には、残業手当がかなり加算されていた。徹夜も交えながらがんばった自分へのごほうびに、クリスマスツリー(白)を購入したのだった。
 
起・即・組!
目を覚まして、とりあえずツリーを組み立てはじめる。
いままでクリスマスツリーという物を飾った経験がない僕は、ツリーの「枝が折りたたまれて」箱に入っているということを知らなかったため、箱を開けた瞬間に凍り付いた。
 
気を取り直しつつも慎重に、枝を伸ばし、葉を広げていく。足を組み立て、そして、幹を継ぎ足す。
そう、継ぎ足すタイプのツリーである。ということは‥‥、デカイ。
なにせ150cmだ。
俺の身長よりちっせーじゃーんとか思っていた己の甘さを思い知った。
電飾の100球はちょうどよい数だったが、ガーランドを袈裟懸けにして、オーナメントをブラ下げてみると、なんだかスッカスカに見えて貧乏ξ(クサイ)こと、いとわろし。
仕方がないので再びサティへ。
銀玉、水色系のオーナメントセット、青のガーランドを1組ずつ追加購入して、再び飾り付け。
 
できたー!!
電気を点けると、超感動! うーん、デリシャース!(違)
調子に乗って、白いウッドキャビネットを持ってきて、その上に乗せてみたり。うーん、こいつぁイイネ!
 
でもさぁ、これ、クリスマス過ぎたら収納しなきゃならないんだよね‥‥ orz
(おわり)